岩屋城跡は福岡県太宰府市の四王寺山の中腹(南端)に位置する山城跡地で岩屋山と称されている。戦国時代、大友宗麟の家臣である高橋紹運が九州制覇を目指す島津氏の大軍に対し、援軍である豊臣秀吉の軍が九州に上陸するまでの間、わずか700名ほどで籠城して全軍が玉砕してしまったと伝えられている。本丸跡からは大宰府の街並みを一望できるビュースポットになっており、桜の満開時には風情ある眺望が楽しめる。この岩屋城跡からは太宰府市から大野城市までの解放感溢れる夜景が一望できる。光量や奥行き感には乏しいが、視界が広く市街地までの距離が近いためそれなりの迫力がある。二日市駅周辺や東西に伸びる幹線道路のラインが特徴的。特に日没後のトワイライトタイムには正面の山々のシルエットを背景としたちりばめられた宝石のように煌めく市街地が美しい。大宰府市や大野城市の山夜景というのは非常に珍しく貴重である。
標高 | 所在地 | 夜間登山 | 到達難易度 |
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281m | 福岡県大宰府市 | 不要 | ★ |
ルート・距離 | 四王寺山林道から岩屋城跡まで片道約0.2km | ||
歩行時間 | 登り:5分/下り:5分 | ||
施設等 | |||
注意事項等 | 5分程度だが真っ暗な登山道を登るのでヘッドライト必須 |
2024年11月21日 - 周辺のお天気情報 | |||||||
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天気 | 気温 | 10.5℃ / 8.3℃ | 日の出 | 06:53 | 日の入り | 17:13 |