屋島は香川県高松市の北東に位置する硬い溶岩に覆われて侵食された平坦な残丘である。屋根のような形状をしていることが名称の由来とされている。かつて陸から離れた島であったが、江戸時代に埋め立てられたことによって陸続きになったといわれる。海上保安庁ではここを島として定めているが、現在の法定区分では四国本島として扱っている。高松市のシンボルでもある屋島にはいくつかの展望地が点在しているが、最も眺望が良い獅子の霊巌（ししのれいがん）がメインであろう。この獅子の霊巌の展望台からは高松港をはじめ高松市中心部の夜景が一望できる。地方都市とは思えないほどの凄まじい光量を誇っており、迫力ある港夜景が魅力を引き出している。特に日没後のトワイライトタイムには空と海が青オレンジのグラデーションに染まるという幻想的な景観美と化す。これほどの光量や独特の特徴から香川県最大級の山夜景といえる。

標高	所在地	夜間登山	到達難易度
292m	香川県高松市	不要	★
ルート・距離		屋島山上観光駐車場から展望台まで片道約0.2km
歩行時間		登り：5分／下り：5分
施設等
注意事項等		展望台までは暗い道を歩くためヘッドライト必要

2024年12月11日 - 周辺のお天気情報
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