撮影場所:摩耶山・掬星台
摩耶山は神戸市灘区に位置する「ふるさと兵庫100山」の一つに数えられる。六甲山地の中で展望が優れており、かつて八ヵ国が俯瞰できたということから八州嶺と呼ばれていた。日本三大夜景の一つとされている摩耶山の掬星台からは神戸市を中心に東は大阪府までの光量溢れる夜景が一望できる。その凄まじい光量から1000万ドルの夜景と称されている。ポートアイランドや六甲アイランドの形状、大阪方面へ伸びている光の帯が特徴的。掬星台には何度も訪れたが、多くの人はきまって光量の多い東側(大阪方面)を向いて夜景観賞している。しかし、眼下の神戸市街を中心とした湾岸を通る高速道路のラインや海面に反射する港の光も美しく、特に六甲アイランドは海に浮かぶ光の要塞都市と呼ぶに相応しい。また、摩耶山はこの掬星台だけでなく、さらに迫力ある神戸夜景を望むことができる摩耶山・五鬼城展望公園も魅力の一つといえる。