若草山は奈良市にある奈良公園の東部に位置している。山全体が芝で覆われていて菅笠が三つ重なったように見えることから三笠山とも呼ばれている。毎年一月には若草山の山焼きが行われているが、それは東大寺と興福寺の領地争いを双方の立会いの上で焼き払って和解したことが発端だといわれる。しかし、この説は明治時代まで続けられてきた記録に記載がされていないことから否定する声も多い。奈良県内で最も知名度が高いとされる若草山の頂上展望台からは、正面に見える生駒山をシルエットとした奈良市街を中心に京都南部までの夜景が一望できる。光量には少し劣っているものの180度を超える視界の広さを誇っており、遮るものがないので解放感に溢れている。空気が澄んでいれば遠く京都タワーまでも肉眼で見える。特に日没後のトワイライトタイムにみる光景はさらに美しさを増す。多くの人が訪れる人気の山夜景スポットである。

標高	所在地	夜間登山	到達難易度
342m	奈良県奈良市	不要	★
ルート・距離		駐車場から片道約0.1km
歩行時間		登り：3分／下り：3分
施設等
注意事項等		新若草山ドライブウェイ（往復：530円）

2024年12月11日 - 周辺のお天気情報
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