獅子吼高原(ししくこうげん)は石川県金沢市と白山市の境界に位置する後高山(しりたかやま)周辺の高原である。奈良時代、泰澄が白山開山に向かう途中に後高山周辺の四か所で宿泊したことから「ししゅく」と呼ばれ、のちに仏教の経典にある「獅子吼」の文字を当てたことが名前の由来とされている。現在は冬季にスキー場、夏期にハングライダー基地として賑わっている。スカイ獅子吼のゴンドラがナイター運行している期間は年に2日間と非常に短いが、夜間登山をすればアクセスできる。展望地となるレストハウスから日本海側へ下った場所からは、金沢市南部から白山市街や能美市街の夜景が一望できる。中央を流れる手取川と煌めく市街地といった手取川扇状地の描く独特の地形が特徴的で素晴らしい。空気が澄んでいれば遠く日本海までも望むことができる。これほどの景観美を誇っていることから、北陸地方最大の山夜景といえる。
標高 | 所在地 | 夜間登山 | 到達難易度 |
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650m | 石川県白山市 | 不要 | ★ |
ルート・距離 | ゴンドラ山頂駅からすぐ | ||
歩行時間 | 徒歩 0分 | ||
施設等 | |||
注意事項等 | 夜間登山の場合は麓から月惜峠を経て山頂駅まで片道約2.5km(徒歩70分) |
2024年12月11日 - 周辺のお天気情報 | |||||||
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天気 | 気温 | 2.7℃ / 1.6℃ | 日の出 | 06:53 | 日の入り | 16:39 |