藻岩山は北海道札幌市のほぼ中心に位置している。かつて、藻岩山はアイヌ民族がアイヌ語でインカルシペ（いつも登って見張りをする場所）と呼んでいて、聖地とされていた。山鳴りがすれば、大吹雪や天然痘の流行などの兆しとして警戒して、本当に天然痘の流行が始るとこの山に逃げ込み、神の加護を願ったという。北海道三大夜景の一つであることも含めて札幌市の中心部から近いということから、外国人を含む多くの観光客で賑わっている。札幌市の山夜景を望める場所はこの他に円山や大倉山があったが、標高や視界の広さからこの藻岩山だけを選定した。山頂展望台からは広範囲にわたる札幌市街の光量溢れる夜景が一望できる。全体の特徴はあまりないものの、札幌市内の街灯はオレンジ色が多いため、オレンジ色に輝く珍しい光景と化している。この視界の広さや奥行のある凄まじい光量からして北海道最大級の山夜景といえる。

標高	所在地	夜間登山	到達難易度
531m	北海道札幌市	不要	★
ルート・距離		ミニケーブルカー下車すぐ
歩行時間		徒歩 2分
施設等
注意事項等		藻岩山観光道路（往復：1200円）は冬季期間通行止め

2024年12月11日 - 周辺のお天気情報
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